松脂(ROSIN)

こんにちは、今日も雨ですね。

大雨が気になりますね。梅雨明けはいつになるのでしょう。

さて今日は、松脂の事をお話しようと思います。中国の松の木に傷をつけ、すると樹脂が出てきます。これが松脂のもとになります。この松脂を馬の毛のキューティクルに引っ掛けて弦に擦ると、馬の毛にくっついた細か~い松脂の粒子達一つ一つが音を出して粒子皆で音を繋ぎあっているのです。

なんだか・・・不思議ですね。

松脂は沢山の種類がありますが、松脂を変えるだけでも音が変わります。今日は、その中の一つをご紹介させて頂きます。

弦のメーカーでもあるTHOMASTIK-INFELD社の「TROPICS No.206」当店のおすすめ商品です。

この松脂自体はあまりベタベタしないほどの粘度で弓につけるとキラキラしたブリリアントな音色になります。 なかなか国内では販売していないので当店でこの松脂をつけて試奏されるといいと思います。