実験 〜フィンガーボードスペーサーの巻〜

みなさんこんにちは。

御盆休みも明けて気分も新たに行きたいところです。
が、このBlogも更新できていませんでした....汗

皆さん夏休みいかがお過ごしですか?
もう終わってしまった人、これからの人、休みの無い人!さまざまでしょう。

錦糸町では明日の20日と21日は
すみだストリートフェスティバルやってますよ!

 さて本日は久々の実験室の投稿

フィンガーボードスペーサー

みなさん知っている方もいるかもしれません

でも何の事だかさっぱりという人のためにご紹介します。

とにかく写真で見るのが解りやすいので、、、↓







とまあ上の画像のように仕様するんですが、
『なんのために?』と思うかもしれません。


実はこれネックが下がってこないようにするための道具なんです。
もちろん演奏時には外しますよw

ヴァイオリンのボディとネックは違う部品が接着してあります。
室温や湿度の高い場合、楽器の接着剤(にかわ)がゆるんでしまう事があるんです!!
結果=はがれやネックの角度が下がってしまったり!バラバラになってしまう!なんてことになってしまうかも(バラバラになる事はめったに無いですがw)

特にネックは弦が張ってあり常に引っ張られている状態なので、スペーサーを挟んでおけば下がってくるのを防げるんですね☆
 年間を通して湿度/気温変化の激しい日本での楽器管理にはかなり有効なアイテムなんです。

でも製品として良い物が無いので皆さん自分で作っている人もいたりします!(勉強になりますw)

そこで私たちが求めるスペーサーを作っています。
本日画像に載っているのは試作品ですw
解りにくいかもしれませんが、大きさ、形、素材も違うんですよ。


これからさらに実験をしてベストな物をお客様に提供できるようにしたいと思います。


製品化した時に又ご紹介させて頂きます。


では

セキネヴァイオリン