弓の管理について
みなさんこんにちは。
みなさんの弓はケースにしまう時、どのようにしまいますか??
これいがいと人によって違うんです。
毎年乾燥時期になると弓の事故が多くなるのですが、
少しでもそんな事故を防ぐ対処をしましょう。
弓毛は人の毛と同じで、湿気が多いと伸びて乾燥すると縮みます。
毛を張った状態のままケースにしまっている、
少しでもそんな事故を防ぐ対処をしましょう。
弓毛は人の毛と同じで、湿気が多いと伸びて乾燥すると縮みます。
毛を張った状態のままケースにしまっている、
これはたいへん危険な状態です!
冬は室内屋外の気温差が大きく部屋の環境によって湿度の差もかなり大きくなります。
そんな冬は皆さんが思っている以上に弓の毛が常に変化しているんです!
弓を張った状態で乾燥すると皆さんどうなるか、、、
想像すると恐ろしいですが、
毛の収縮に耐えられなくなり弓が折れてしまう事も!
これは一年を通して言える事ですが毛を張ったままというのは
常に弓のスティックにかなりの負担をかけている状態になります、
そんな緊張した状態のまま保管していると
スティックの形状が変化してしまう事も考えられるんです。
それにケースの中も思った以上に湿気を吸収していたりするので
かなり変化する場所でもあります。
(これは楽器が吸収した汗、ケースの中にある布類が吸収した汗などが原因となりますので個人差があります。夏はカビの原因になります!)
日本は四季があるので1年中同じ状態で管理するのは特に難しいんです。
当店がケースの中の湿度管理を呼びかけているのは
楽器や弓にとって危険な場所になりかねないからなんです。
皆さん湿度は楽器の音だけでなく基本的な状態も変化しているのが
少し理解頂けましたでしょうか?
弓をしまう時は緊張を緩めてあげてくださいね。
※注意!!楽器の弦は緩めちゃダメですよ。
セキネヴァイオリン